という本を買いました。

 
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男性向けでこの手の書籍があったらな、と思って
ゆるゆるとさがしていた際に出会ったものですが、
表紙の雰囲気や、まえがき・あとがきにも記されているように、
これは授かれない女性に向けて書かれた本です。
 
わかっていて買ったのですが、ちょっと読んでみて、
やっぱり女性が読むためのものだなと感じて
以後斜め読みしましたが、
番外編としてふたりの男性に取材した部分があり
そこは一応ちゃんと読みました。
 
このふたりは子どもを儲けることについて
それほど強い思いはないようで、淡々と語っている印象を受けました。
授かれなくてもそれはそれで構わない、というスタンスは、
もしかしたら諦観や妻への配慮から生じたものかもしれませんし、
女性向けの本に子どもを諦められない男性の話は載せづらい
という事情もあるのかもしれませんが、
もっと熱量のある人の話も読みたかったというのが率直な感想でした。