僕はこのブログで書き続けてきたような
これまで言えなかった気持ちを、訥々と語りました。
心底子どもがほしかったこと。
トラウマを植えつけられた日のこと。
友人たちが次々懐妊し、それを喜べない自分がつらかったこと。
深い孤独を感じていたこと。
そして、「私が産んであげたい」と言われてしまったこと。
こういう事情だから許してくれ、ということではありませんが、
妻はこの話を切り出すまで
それなりに時間をかけて決断したようで、
僕が何を言ったところで
気持ちが変わることはありませんでした。
翌日から妻は部屋探しを始めました。
こういう形で僕ら夫婦の不妊治療は終わりました。