渡辺 亮次郎 | 勝利の法則

渡辺 亮次郎

私が購読しているメルマガの一つに、「渡辺亮次郎の頂門の一針」mag2 ID 0000153821 [mailmag@mag2.com]

がある。

本日の配信分に、とても簡潔に現行憲法の位置付けが書いてあった。


-------以下、引用----------------------------------

加瀬英明

国会の会期を延長せず、教育基本法改正、防衛庁省昇格などの重要法案
が継続審議となって、先送りされた。

本来であれば、日本は外国の占領下にあった間は、主権を喪失していた
から、日本国憲法や、教育基本法などの占領下で制定された法律は、国
際法によって無効である。

-------引用、以上----------------------------------


今週のNHKの夜の番組で、欠落した倫理観の現場を取材した番組が放映されていた。

 ・図書館所蔵の本の表紙を切り抜いて、持ち去ったり、

 ・近所のコンビニに家庭ゴミを常習的に捨てたり、

自分だけ良ければ、後は野となれ山となれの態度を嘆く番組であった。


この問題は、戦後教育60年間の「成果」であると思う。

当時、米国は日本人を「心底怖い」と思ったのだろう。

日本人の心を荒廃させるには、子供のうちから壊せばよい。

それには、愛国心を罪悪と考えさせるに限る。


この遠大な戦略の元に、憲法や教育基本法が強制された。

当時の教師や、社会党は、更に共産党ですら、米国の意図を認識していた筈である。

ところが、年々歳々、憲法や教育基本法によるマインドコントロールの効果で、心から「愛国心は戦争に繋がる」

という考え方になってしまった。


米国の狙いは、いまや完全に効を奏した。

愛国心は、戦争に繋がるのではない。

先祖を敬うことや、戦死した方々の前で頭を垂れるのは、戦争を美化する訳ではない。


愛国心がなければ、「自分だけ良ければそれで良い」という行動となってしまう。

NHKの番組の中で、ゴミをコンビニのゴミ箱に捨てていたのは、60歳の婦人であった。

正に戦後教育の成果であろう。