相場は作られる
6月のSQを巡る動きは、14,500円と15,000円を挟む綱引きであった。
中途半端な知識で、SQを理解した積りの自称評論家が多いように思う。
この日記で、正しい講釈を垂れる気はサラサラない。
淡々と記録残すのみである。
【手口情報、06P145】 【同 06P150】
【寅年の獅子座 氏のコメント】
● 市場筋推計によると、日経平均型が209万株売り/146万株買い程度。最後の最後に、多分、いつも通りの某欧州系証券と推察されますが、そこが1000バスケット(日経平均採用銘柄あたり100万株ずつ)の売りを出したことが響いた格好。TOPIX型は少し売り越しに見えたのですが、大引け後の東証発表では、前日比0.52ポイント高の1482.74ポイントとほぼチャラ。SQ関連出来高は、推計で6億株強、売買代金で1兆円程度との推計。なお、9時15分時点での東証1部出来高は9億3553万株、売買代金は1兆3994億円でした。
【提供:ロイター通信】
【N225期近先物 手口】
先物とoptionは、SQ日の寄りが命だ。
15,000円、もしくは14,500円のどちらを挟む鍔迫り合いに持ち込むのか?
更にSQ清算値、つまり06.09(金)の寄り値が14,500を切るか否かは、天国と地獄なのだ。
天国のためには、当事者は数字を作る。
ここまでは、機関投資家の独壇場だ。
我々、個人投資家にとっての問題は寄った後だ。
マーケットの意思はどの方向を目指すのか?
マーケットは常に正しい。
巷の俄か評論家を含め、個人の予想など無駄である。
6月9日金曜日のザラ場からの戦いの帰趨は、今後の1~2週間で決すると思う。
マーケットの意思についていく。