今後の見通し
大局観を持たねば、個々の戦術が立てられない。
今後のN225はどう動くのか?
我々個人投資家は、日々のノルマに追われないで済む。
長期レンジで成果を出せば良い。
その意味で、月次→週次→日次チャートを見るべきだ。
分足チャートは最後のエントリタイミングだけで良いだろう。
【N225月足チャート】 【同 週足チャート】
【同 日足チャート】 【同 拡大図】
チャートからの推測では、「分水嶺」だ。
私が重視する週足を見ると、ローソク足の実体が26週移動平均線の、ど真ん中に位置している。
週足から見る限り、上か下への分水嶺に見える。
月足の順並びは問題ない。
更なる上昇に向けて、右肩上がりが続いている。
問題は日足だ。
今週の暴落レベルを計った補助線を割ってきた。
月曜日以降、来週前半でこの補助線を越えられれば、上昇波動が継続していると確認できる(と、個人的に推測する)
越えられなければ調整は長引き、週足、月足へと悪影響を与える。
んーーーー、難しい。
来週か再来週中、つまり今月末にN225がどのような位置にいるかで決まってくるのだろう。
表「勝利の法則」としては、今はポジションを小さめにしておく時期に該当する。
裏「勝利の法則」は違う。裏の深層心理は底値で買いたい病だ。
個人投資家の特権は、自己責任で裏道を歩めることだ。
では上昇波動が続いていると仮定した場合、「いつごろ」までに「どこまで」騰がるのか?
自分なりのシナリオを描いておきたい。
【N225月足チャート+フィボナッチ】
上昇波動が続いていた場合、過去の下落を対称形的に見てみたい。
1997.06と、直近では2000.04に20000円を付けている。
2000.04から暴落が始まった。
20000円から18000円までわずか1ケ月で下げた。
更に1ケ月で、16000円まで下げている。
僅か2ケ月で4000円、文字通り急落であった。
今の上昇相場は、落ちてきた反対の道のりを辿ると想定する。
想定根拠は何もない。
単なるカンである。
過去の歩みの反対を辿るとの仮説を立てると、今後の歩みは
・17000円を超えたら20000円までは2~3ケ月で駆け上がる。
・20000円を超えたら、長めの調整に入る。
この仮説通りに動く保証は何もない。
が、自分なりの大局観とする。
この大局観から導き出される戦術は、
・callオプションでは08C195、09C195を買う。
・個別銘柄は、現物・信用ともに8月までホールド。
・仮説が狂った場合の備えで、「putオプションの買い」は「保険」として常に保持しておく。
・8月末迄に、信用ポジションはすべて解消し、「現物ホールド+putオプション」とする。
この場合のputオプションは「保険」ではなく、「投資」と位置付ける。
となる。