今後の見通し | 勝利の法則

今後の見通し

大局観を持たねば、個々の戦術が立てられない。

今後のN225はどう動くのか?

我々個人投資家は、日々のノルマに追われないで済む。

長期レンジで成果を出せば良い。

その意味で、月次→週次→日次チャートを見るべきだ。

分足チャートは最後のエントリタイミングだけで良いだろう。


【N225月足チャート】                  【同 週足チャート】

0519N225mon  0519N225week

【同 日足チャート】                   【同 拡大図】

0519N225day  0519N225day_big


チャートからの推測では、「分水嶺」だ。

私が重視する週足を見ると、ローソク足の実体が26週移動平均線の、ど真ん中に位置している。

週足から見る限り、上か下への分水嶺に見える。


月足の順並びは問題ない。

更なる上昇に向けて、右肩上がりが続いている。


問題は日足だ。

今週の暴落レベルを計った補助線を割ってきた。

月曜日以降、来週前半でこの補助線を越えられれば、上昇波動が継続していると確認できる(と、個人的に推測する)

越えられなければ調整は長引き、週足、月足へと悪影響を与える。


んーーーー、難しい。

来週か再来週中、つまり今月末にN225がどのような位置にいるかで決まってくるのだろう。

表「勝利の法則」としては、今はポジションを小さめにしておく時期に該当する。

裏「勝利の法則」は違う。裏の深層心理は底値で買いたい病だ。

個人投資家の特権は、自己責任で裏道を歩めることだ。


では上昇波動が続いていると仮定した場合、「いつごろ」までに「どこまで」騰がるのか?

自分なりのシナリオを描いておきたい。


【N225月足チャート+フィボナッチ】

0519N225mon_fivo

上昇波動が続いていた場合、過去の下落を対称形的に見てみたい。

1997.06と、直近では2000.04に20000円を付けている。

2000.04から暴落が始まった。

20000円から18000円までわずか1ケ月で下げた。

更に1ケ月で、16000円まで下げている。

僅か2ケ月で4000円、文字通り急落であった。


今の上昇相場は、落ちてきた反対の道のりを辿ると想定する。

想定根拠は何もない。

単なるカンである。


過去の歩みの反対を辿るとの仮説を立てると、今後の歩みは


 ・17000円を超えたら20000円までは2~3ケ月で駆け上がる。

 ・20000円を超えたら、長めの調整に入る。


この仮説通りに動く保証は何もない。

が、自分なりの大局観とする。

この大局観から導き出される戦術は、


 ・callオプションでは08C195、09C195を買う。

 ・個別銘柄は、現物・信用ともに8月までホールド。

 ・仮説が狂った場合の備えで、「putオプションの買い」は「保険」として常に保持しておく。

 ・8月末迄に、信用ポジションはすべて解消し、「現物ホールド+putオプション」とする。

  この場合のputオプションは「保険」ではなく、「投資」と位置付ける。

となる。