現物と信用 | 勝利の法則

現物と信用

現物取引と信用取引の位置付けを決める。


原則1 現物は、信用取引における証拠金とする。


この原則に即した現物銘柄を選択せねばならない。

現物の銘柄選択基準は自然と浮かび上がってくる。


・下値不安が少ない。

 銘柄取得後に大きく下がると、追証が必要になってしまう。


・長期保有が前提となる。

 長期に保有する場合は、インカムゲインも選定要素となる。

 インカムゲインは信用取引でも享受できるが、株主優待は信用では付与されない。

 株主優待は本質ではないので、「出来れば」程度とする。


・銘柄を絞る。

 大きな値動きに期待する訳ではない。

 倒産不安がない、安定的な銘柄をMAX5社程度とする。


・キャピタルゲインは欲張らない。

 5月26日にエントリーしたM社の約定金額は、269円。

 この銘柄のここ2年間の山を、高い順に並べる。

 391:45%

 358:33%

 322:19%

 せいぜいこんなもんだ。

 全くトレードしないのも、株式投資の意味が薄れる。

 20~30%の上げでは、銘柄当たりの保有株数の内半分は利喰うこと、とする。

 利喰った後は、充分下がるまで辛抱強く待って再度底値(近く)で買う。


・下落リスクは受け入れる。

 と、言うよりも下げたら分散エントリの法則だ。


 M社は取り敢えず、信用で買った。

 現在保有している現物銘柄と入替える。時間をかけて。