業田良家2 | 勝利の法則

業田良家2

SAPIO、06.08号、P.52

業田良家:ガラガラポン!日本政治

27goda  

小泉氏と金とのやり取りはいい加減、嫌気が差す。

小泉氏では、金の敵ではない。

相手は命が懸かっている。

金に取って、交渉失敗イコール無残な死しかない。


小泉氏は、自分の命が懸からない。

交渉失敗でも、「残念だ」で済んでしまう。

これでは、「全知全能を尽くす」ことはない。

交渉する前から、勝負は見えている。


対中国交渉も、小泉氏の命が懸からないことでは同じだ。

そもそも、靖国は外交交渉のカードではなかった。

日本の総理が、日本の神社に詣でるのは当たり前の話だ。

どこに参拝しようが、よその国の懐は痛まない。痒くもない。

反日マスコミが騒がなければ、カードではなかったのだ。


日本にとって深刻な問題は、拉致だ。

拉致された家族にとっては、命懸けの交渉なのだ。

国民を守れるのは、国家しかない。

マスコミはこちらを取り上げて欲しい。

国の弱腰を糾弾してくれ。命を懸けて。