業田良家2
SAPIO、06.08号、P.52
業田良家:ガラガラポン!日本政治
小泉氏と金とのやり取りはいい加減、嫌気が差す。
小泉氏では、金の敵ではない。
相手は命が懸かっている。
金に取って、交渉失敗イコール無残な死しかない。
小泉氏は、自分の命が懸からない。
交渉失敗でも、「残念だ」で済んでしまう。
これでは、「全知全能を尽くす」ことはない。
交渉する前から、勝負は見えている。
対中国交渉も、小泉氏の命が懸からないことでは同じだ。
そもそも、靖国は外交交渉のカードではなかった。
日本の総理が、日本の神社に詣でるのは当たり前の話だ。
どこに参拝しようが、よその国の懐は痛まない。痒くもない。
反日マスコミが騒がなければ、カードではなかったのだ。
日本にとって深刻な問題は、拉致だ。
拉致された家族にとっては、命懸けの交渉なのだ。
国民を守れるのは、国家しかない。
マスコミはこちらを取り上げて欲しい。
国の弱腰を糾弾してくれ。命を懸けて。