取引データの保存9 | 勝利の法則

取引データの保存9

P900は、日経225を9,000円で売る権利。

P950は、日経225を9,500円で売る権利。

限月のSQまでは、日経225の騰落に応じたプレミアム(オプション料)で売買される。

売り方は、高く売れた方が良い。

従って、市場ではP950により高い値が付く。


昨日の疑問は氷解した。

記録を残し、自分の今後の取引の参考データとする。


今日も、P950とP900は終値が同じ1円だった。

P950の買い板が残ったのも、昨日と同様だ。

0525ita

「1円買い」に818枚の買い板が残っている。

「日経225は先行き下げる」と、予想した投資家が「買い残」を残した。

この投資家は、下げに対する保険金を1枚につき1円しか払いたくなかった。

どうせ掛け捨て保険なら、9,000円も9,500円も変わらない。

【P900の板情報】

0525P900

これなら、1円で

売り板:8848枚

買い板:15枚

だ。いくらでも買える。

この板は朝から変わらず。引けで寄り付いただけなのだ。

【P900の引け後】

0525P900ita

15:10引けで、15枚が約定した。

つまり、買い手は1円でputオプションが欲しかっただけなのだ。

確かに、P9000もP9500も「到底無理」という意味では大差ない。

しかし、引け直前迄8848枚もあった「売り」が引けでは、1644枚と激減

した。

現金なもんだ。マーケットは更なる下落を予想している。


私は既に、期先のputオプションを手当て済だ。

期近の銘柄から処分してしまいたいというニーズがある。

駄目モトで、売りに出しておく意味はありそうだ。