携帯電話②ドコモのネーミング
今回発表されたドコモ新機種、901iSシリーズのネーミングで、2つのことに気付く。
ひとつは、お財布ケータイの目印であった末尾の「C」が消えた。
もうひとつは、末尾のSである。
Cが消えたことは多くの示唆を与える。
ひとつにはドコモにとっては、端末で「決済することが当たり前になった」よ。という宣言であろう。
そして、このことはフェリカの優位は揺るがないことに通じる。
フェリカはエディから始まった歩みをスイカで広げ、ドコモにまで到達。
従来、ドコモ端末における末尾のSはNEC製の2つ折れ携帯の代名詞であった。今回は多分マイナーチェンジモデルに冠した。
ドコモ御三家であるP、N、Dの他、従来から端末を供給していたメーカーの絞込みが見られる。
今回はある主要メーカーの姿が見えない。
見えない筈だ、S社のデバイスはドコモの全端末に組み込まれた。
ネーミングの末尾のSはS社の頭文字なのかと勘ぐってしまう。
今後の、ユビキタス時代におけるキーデバイスは何か?
私は、スマートカードチップと超小型磁気ディスクだと思う。
それと、ナノテクで作られたICタグである。
これらの製造メーカーは今?どうなのか。
今のポジションもかなり食指が動く水準だ。
今週から来週にかけて、絶好の買い場を提供してくる可能性が高い様に思える。