過去の教訓
2001.09.11後のNYは、09.17の午後に再開された。
Dowの下落は、6.76%だった。
この時、コンチネンタル・エアラインズ、米デルタ航空、そして米ユナイテッド
航空の持ち株会社である米UAL社は、それぞれ50%、45%、43%下落した。
逆に、防衛関係の大手2社、米ロッキード・マーチン社と米レイセオン社の株価は、それぞれ14%と25%上昇した。
今の日本は、同じリスクに晒されていないか?
東京直下型地震への備えは出来ているのか?
デイトレーダーは、その日のうちに手仕舞う。
これなら、大事件のリスクはない。
putオプションを買っておくだけでは、心配だ。
普段使っているPCが使える保障はないからだ。
取引証券会社のシステムがストップする場合も想定しておきたい。
少なくとも2つの証券会社でputオプションを保有しておき、自分の口座番号は携帯電話のフリーメモに控えておく。
本日の7月限putオプションは、ほぼ20円と25円のレンジで終始。
出来高は1,599枚、累計で10,672枚出来た。
これを今日の中心価格20円で1枚買っておくと
1×20×1000=20,000円
この銘柄の直近の最高値は、4.21に付けた105円。
仮に105円で売ると
1×105×1000=105,000円
105,000-20,000=85,000円の利益。
オプション取引の場合は、この程度の値動きで利確していては割が合わない。
日経225が急落すると、putオプションの価格は急騰する。
但し、限月のSQ日を過ぎると無価値となる。
あくまでも、まさかの時の「期限付き保険」として定期購入とする。
保険は安心の為のコストであり、大幅利益を心待ちにすべきではないと思う。
むしろ、日本の防衛産業に長期投資したい。