歴史に学ぶ:putオプションの値動き事例 | 勝利の法則

歴史に学ぶ:putオプションの値動き事例

オプションの取引は個別銘柄の売買と違って、情報が少ない。

そして、1取引は限月迄の命なので過去の取引データを保存しておく必要がある。


ブログはテーマ別にも情報を閲覧できるので、情報を整理するツールに利用できる。

見出しをつけておけばランダムアクセスも可能だ。

タイトルを見れば、情報内容がわかるコンテンツとして整理しておこう。


コンテンツ:同時多発テロの時の、2001-09P950の値動き

       前日終値・・・  8円

       翌日寄付・・・705円

       倍   率・・・705÷8=88倍

       10枚買っていたら

       新規購入金額・・・8円×10枚×1000=80,000円(投資金額)

       返済売却金額・・・705円×10枚×1000=7,050,000円(売却金額)

ローソク足を見ると、翌日は寄り天であったことが解る。

売却タイミングは一瞬だった。

勝利の女神は前髪しかない。

パニックのさなか、冷静な判断は不可能に近い。

突発的な事件後の行動を、事前に決めておくしかないのであろう。


このケースは、例外中の例外である。

putオプションの買いは、限月迄に価値ゼロとなる確率が極めて高い。

オプションが投機と言われる所以である。

単なる保険として、認識したい。