今回は、3月9日ベイスターズ2連戦の初戦の振り返りをテーマに投稿する。この試合は、2対2の引き分けだった。そんな中でよかったこと課題が残ったことを投稿する。

 結果 2-2引き分け

 得点  西武 7回 若林タイムリー(1)

         8回 ブランドンタイムリー(1)

      De  5回 度会 タイムリー(1)

         8回 梶原 ホームラン (1)

 継投 西武 今井(4)・与座(4)・豆田(1)

     De  ジャクソン(4)・森原(1)・ケイ(3)・石川(1)

 

 野手陣の振り返り

 野手陣は、ヒット9本で2得点ともう少しチャンスを生かしたかったというのが正直なところである。しかし、ポジティブな要素としては、アギラー選手の2安打と2020年ドラフトの躍動が印象に残った。

 アギラー選手に関しての僕の印象としては、クレバーな印象を受けた。しっかりと相手の配球であったり、球筋を見ながら狙いを定めて打てている点がそのように感じた理由である。本人が入団会見の時に持ち味はミート力であるとコメントしたときは、正直、嘘だろうと思っていたし、圧倒的なパワーと言ってほしかったが、パワーとアプローチの両面を持ち合わせている点は相当相手にとっては脅威になるだろう。イメージとしては、ヤクルトのサンタナ選手のような成績を残してくれるのではないかと期待している。

 2020年ドラフトの躍動に関しては、「待たせすぎだよ」っていうのが正直なところである。翌年のドラフト選手たちが活躍している中で悔しい思いもあったと思う。ブランドン選手に関しては、度重なる怪我の影響で育成になってしまった。若林選手は、1年目のちょうど状態が上がってきていた矢先の大怪我で復帰してからもなかなか結果を出すことができなかった。渡部選手は、昨シーズン、やっとチャンスを掴みかけた矢先に肉離れをしてしまい最終的に苦しい成績になってしまった。各々が悔しい思いをプレーにぶつけてアピールする姿が非常に印象的だった。この調子でアピールを続けて1人でも多く開幕スタメン・レギュラーを担ってほしい。

 最後に全体を通して感じたことは、進塁の意識が非常に高いと感じた。それは、この試合だけで4つの進塁打を決めている。これは、チーム全体でそのような意識をしているのか、各個人がそのような意識を持っているのかわからないが、こうしたことができると得点力アップ、攻撃の引き出しの増加につながることができるので非常にいい兆候であると感じた。

 

 投手陣の振り返り

 まず、先発の今井選手は、4回75球、被安打2四死球1三振4、失点・自責0の内容だった。今井選手に関しては、彼らしさが出ていて平均点くらいのピッチングだった。ただ、強いて言えば高めの直球でフライアウトもしくは空振りでアウトを取れずにカットされてしまったので球威の面がもう少し上がってくると自ずと球数が減ってくると思う。ただ、彼は、スタミナが武器の選手であり4回75球じゃ評価しきれないのが正直なところである。

 与座選手は、4回66球、被安打7四死球1三振0、失点・自責2の内容だった。与座選手に関しては、アンラッキーなヒットもあり、彼の持ち味であるテンポのいいピッチングが見られなかったのが残念である。しかし、これだけランナーを出しながらも粘り強く2失点に抑えることができた点に関しては収穫だと思う。

 豆田選手は、1回17球、被安打・四死球0、三振2、失点・自責0の内容だった。豆田選手に関しては、とにかくストレートの球威が抜群であった。画面越しで見ても浮き上がってくるような軌道で、相手バッターも打ちづらかったと思う。この調子で開幕を勝ちパターンあるいは、クローザーを目指してほしい。