明日から、日本シリーズが始まります。今年のカードは、昨年同様ヤクルト対オリックスとなりました。今回は、あくまでも1人の野球ファンとしてのポイントを取り上げます。

 1.両チームの勝ち上がり

 ヤクルトは、阪神に3勝0敗で日本シリーズ進出を決めました。試合を見ていると、まさに横綱相撲をしていました。特に、出塁しようとする意識が素晴らしかったです。その根拠として、3試合で22個のフォアボールを奪いました。さらに、3試合で5HRとセリーグトップのホームラン数を誇る強力打線を存分に見せつけました。

 オリックスは、ソフトバンクに対して3勝1敗で日本シリーズ進出を決めました。全体的に、オリックスは、接戦をものにして日本シリーズに進出した印象です。それができたのは、中川選手・吉田選手・杉本選手と打つべき人が売った結果でしょう。さらに、山本選手の圧巻のピッチングが勢いをつけたでしょう。

 

 2.ボール球の見極め

 ヤクルトのキーポイントは、ボール球の見極めです。上記にも述べたように、ヤクルトは、ファイナルステージで22個(3試合)のフォアボールを奪いました。しかし、12球団トップクラスの投手陣を誇るオリックスから、それだけフォアボールを奪うことは難しくなると思いますが、低めのボールを見極めることができれば、球数を稼ぐことができ、自ずとフォアボールも増えていくでしょう。

 

 3.球場に適応できるか

 オリックスのキーポイントは、球場に適応できるかです。オリックスは、神宮球場でプレーするのは、2019年の交流戦以来です。(昨年は、東京ドームで日本シリーズ開催)そのため、半数近くの選手が神宮球場でプレーした経験がありません。さらに、山本選手・宮城選手は、神宮で登板経験がないので、マウンドに順応できるかがカギになります。

 

 4.まとめ

 以上が日本シリーズの展望です。今年も手に汗握る好ゲームが多くみられることでしょう。明日からの試合に目が離せません。