今回は、交流戦の展望を投稿します。交流戦は、個人的に一番大事な時期だと思っています。なぜなら、下位チームは、ゲーム差を縮めるチャンスであり、上位チームは、ゲーム差を大きく突き放すチャンスだからです。要は、大番狂わせのチャンスということです。

 

 藤川球児氏によると交流戦のポイントは、若さと外国人選手の活躍がチームが浮上するきっかけになると仰っていました。ちなみに彼は、昨年の交流戦の優勝チームを的中させました。それでは本題に入ります。

 

 本命チームは?

 本命チームは、ソフトバンクです。ソフトバンクを優勝チームの本命にした理由は、投手・野手ともに条件の合う選手がしっかりいるからです。さらに、交流戦の実績と短期決戦の強さが圧倒的という理由で優勝予想しました。

 カギになるピッチャーは、大関選手です。大関選手は、今シーズン防御率2.45とここまで素晴らしい成績を残しています。彼の持ち味は、切れのある直球です。交流戦は、データがない分力勝負になるので、武器を存分に発揮すればかなりの成績が残せるでしょう。もし、彼が2勝以上すれば、ホークスはかなり優位に立てるでしょう。

 

 野手のキーマンは、野村勇選手です。野村勇選手は、ここまで打率はそこまでよくありません(.217)が、HR3本・四死球は、73打席で11個とかなり多く、出塁率は、.340です。さらに足が速いので塁に出たら足でかき回すことができます。つまり、彼の持ち味は、出塁してからのチャンスメイクです。そのため、彼を塁に出してしまうとチームが勢いづいてしまうので、いかに彼を塁に出さないかが鍵になります。

 外国人選手は、グラシアル選手・デスパイネ選手・モイネロ選手と実績のある選手に加え、レイ選手の活躍がポイントです。

 

 対抗チームの1チーム目は

 1チーム目は、ライオンズです。ライオンズを対抗馬にした理由は、隅田選手・佐藤選手の若手ピッチャー・滝沢選手・愛斗選手の若手野手・エンス選手・オグレディー選手と交流戦で脅威になる選手がいることです。しかし、本命にしなかった理由は、交流戦で優勝経験がないこと、最近、打線の状態がそこまでよくないこと、オグレディー・呉・森選手が復帰したばっかりでコンディションが未知数の3点によって本命予想にしませんでした。ただ、昨シーズンの交流戦は、ホームラン数トップ、チーム打率3位と打撃成績は優秀でしたが、投手成績が芳しくなかったので投打がかみ合えばかなり優勝する確率は上がってくるでしょう。

 

 ピッチャーのキーマンは、隅田選手です。隅田選手は、ここまで防御率2点台後半と優秀な成績を残していますが、まだ1勝しかできていません。しかし、交流戦は、相手選手もデータがそこまでないので持ち味を存分に発揮し、打線の援護次第ではかなり期待できると思います。

 

 野手のキーマンは、滝沢選手です。滝沢選手は、支配下登録されてから大活躍しており、打率は.333とかなり素晴らしい成績を残しています。個人的に、彼をトップバッターに起用して、その起用にこたえることができれば一気に勢いがつくと思います。

 

 対抗の2チーム目は

 2チーム目は、ヤクルトです。ヤクルトを対抗馬にした理由は、村上選手の状態の良さと外国人の活躍です。しかし、優勝予想にしなかったのは、奥川選手・サンタナ選手がいないことが大きな理由です。しかし、昨年は、12球団3位の10勝を挙げているのでかなり期待できるでしょう。

 

 ピッチャーのキーマンは、サイスニード選手です。サイスニード選手は、ここまで防御率はそこまでよくないですが、無敗です。さらに、昨シーズンは交流戦で投げていなかったので、パリーグの野手陣をどこまで抑えられるかがポイントです。

 

 野手のキーマンは、村上選手です。村上選手は、セ・リーグHR・打点ともにトップで、今現在とてもいい状態です。もし、彼が勢いに乗ってしまうとおそらく止めることは難しいでしょう。実際、昨シーズンの交流戦は、打率はよくなかったですがHR7本打っています。パ・リーグのピッチャーがどのようにして村上選手を抑えるかが非常に重要です。

 

 大穴は

 大穴は、ファイターズです。ファイターズは、ピッチャーには、伊藤選手、野手には万波選手・野村選手・清宮選手が活躍していることが期待できる理由です。しかし、外国人選手がアルカンタラ選手しか1軍で活躍していないことが原因で大穴予想にしましたが、ヌニエス選手が状態を挙げて1軍に上がって活躍できればかなり期待できるでしょう。