今回は、ライオンズのトップバッター候補について取り上げます。昨シーズンは、若林選手が途中まで1番バッターとして活躍していましたが、大怪我でシーズン復帰は絶望になってしまいました。そのため、トップバッターはシーズンの最後まで固定できませんでした。来シーズンは1番バッターの固定がカギになります。今回も暇つぶし程度に読んでいただけると嬉しいです。

 

 1.基本的に

 辻監督は、万全な状態なら若林選手を1番として起用したいと明言しています。それは、大賛成です。やはり、打率.278・出塁率.340・盗塁20は素晴らしいですし、4月に自打球の影響でなかなか状態が上がらず、一時期2割1分台まで落ち込みましたが、そこからスランプを乗り越えて5月は.333を記録し、.278まで上げることができました。この経験は彼にとって大きな自信になったと思うので、今シーズンは、まず状態を上げて4月中旬から下旬にかけて1軍で活躍してほしいです。

 

 2.若林選手がいない間は

 

 本命 源田選手

 本命は、源田選手です。源田選手は、打率は安定していて、盗塁もできます。しかし、出塁率はそこまでよくないのでそこだけが心配です。本人も出塁率と盗塁数を増やしたいとコメントしていました。そのために、フルカウントでの意識改革を松井ヘッドとともに行っているとコメントしていました。もちろん一朝一夕で結果が出るとは限りませんが、もしそれができれば、かなり打線の底上げは期待できるでしょう。

 

 対抗 外崎選手

 対抗は、外崎選手です。外崎選手は、昨シーズン不振にあえいでいました。打率は.220でありながら、出塁率は.316であり、フォアボールは35個選んでいます。これを143試合換算すると69個になり、その数字はホークスの柳田選手と同じ数になります。そのため、打率が.250でも出塁率が残せれば1番バッターとして活躍できるのではないかと考えます。

 しかし、春先は花粉症がひどいのでそこを乗り越えられるかが、外崎選手を1番バッターに据えられるかのポイントになってきます。

 

 大穴 森選手

 大穴1人目は、森選手です。森選手は、昨シーズン絶好調で打率2位・出塁率も.420と2位でした。もし、出塁率の高いバッターを1番に置きたいと考えているのなら理想的でしょう。それにもかかわらず、森選手を1番に置きたいというコメントを見かけないのは少し不思議です。

 さらに、大阪桐蔭時代に1番バッターとして活躍していたので、1番バッターにはそこまで悪いイメージは持っていないでしょうか。しかし、 1番バッターはキャッチャーにとっては準備が大変なので、DHのときに1番バッターにしたほうがいいかもしれません。

 

 大穴呉選手

 大穴2人目は、呉選手です。呉選手は、昨シーズン初めて規定到達し前半戦では驚異の勝負強さを発揮しました。しかし、1番に入るようなタイプではないかなという印象でした。しかし、おとといの広島戦で1番バッターとしてフォアボール2個を含む2打数1安打と大活躍していました。

 今年の呉選手は、選球眼が良くなっているだけでなく、自分が置かれている役目を理解して打席に立っている印象を受けています。もし、これからのオープン戦でトップバッターで起用されて大活躍してくれれば、1番バッターに起用される機会は増えていくでしょう。 

 

 大穴鈴木選手

 大穴3人目は、鈴木選手です。鈴木選手は、昨シーズン開幕1軍でしたが、ほとんどアピールすることができませんでした。しかし、今年は、キャンプの中盤あたりから日々成長する姿が見て取れました。その結果、オープン戦では、打率.250ながら、出塁率は.455とフォアボールも選ぶことができています。この出塁率はオープン戦で4位とかなり素晴らしいです。

 本人も「いろいろな作戦に対応できる選手になりたい。」とコメントしていました。これができるようになったら、チームの作戦も増えていくでしょう。

 

 3.まとめ・次回予告

 今回は、トップバッターについて取り上げました。候補が増えてきているので、オープン戦では、様々な選手を起用してほしいです。そして、ライオンズの1番バッターが1番いいといわれるようになってくれたらうれしいです。

 次回は、外国人選手たちに期待することをテーマに取り上げます。(文量によって投手と野手を分ける予定)今回も読んでいただきありがとうございました。次回も暇つぶし程度に読んでいただけると嬉しいです。