今回は、今シーズンいっぱいで退任すると宣言した矢野監督について取り上げます。本来だったら、ライオンズの1番バッター問題について取り上げたいと思っていたのですが、先月31日の1個目の記事を投稿した直後に矢野監督退任というニュースが入り、ネットでも話題になっているため、早いうちにこのテーマの記事を出したいと思い、急遽予定を変更しました。今回も暇つぶし程度に読んでいただけると嬉しいです。

 矢野監督の印象

 まず、僕が矢野監督に対する印象を述べたいと思います。僕の矢野監督の印象は、「凄く可哀想」だなって思います。矢野監督は、1年目から3年連続でAクラスを達成しています。それは、阪神史上初の快挙です。采配が納得できないとはいえ、最下位だったチームを3位に引き上げたことは立派な功績でしょう。ただ、「情熱」がいい方向にも悪い方向にもあることは課題かなと思っています。これは、故野村克也氏もおっしゃっています。(天才的な選手だった監督によくある欠点は、自分が天才だから野球に哲学がなく、監督になっても目の前の試合に一喜一憂してしまうこと。)例えば、昨年の7月6日にサイン盗みを指摘された際に、村上選手に暴言を吐く行為は絶対にいけないことだと思います。

 

 要約

 矢野監督は、過小評価されている印象が強い。

 良くも悪くも喜怒哀楽が激しい。

 星野監督に似ている印象がある。

 

 この時期に退任宣言はあり?

 僕は、ありだと考えます。それは、あまりにも遅いタイミングで退任すると公表すると、なかなか候補が見つからない可能性が出てきてしまうからです。ましてや、矢野監督の批判・中傷を見ると、阪神の監督をしたい人はそんなにいないのではないかと思います。(僕だったら、ストレスで10㎏くらいやせてしまうと自負しています。)そのくらい阪神の監督は荷が重いなと思います。ただ阪神ファンは12球団トップクラスに熱いので勝った時の喜びはすさまじいでしょう。

 

 矢野監督の意図は

 矢野監督がこの時期に退任を宣言した理由は2つあると思います。

 1つ目は、「精神的に楽になりたかった」ことだと考えます。上記でも述べたように、矢野監督の中傷はかなり度が過ぎているという印象を受けています。それは、彼自身が1番分かっていることでしょう。だったら、今年でやめると宣言すれば、どうせ今年でやめるんだったら文句言っても無駄と思う人が出てきて、中傷が減ると思ったのではないかと考察します。

 2つ目は、「早く監督候補を見つけてほしい」ことだと思います。上記で述べたように阪神ファンは12球団で最も熱狂的です。もし負けてしまったら、何言われるかわかりません。そんな中で監督を引き受ける人は少ないのではないかと矢野監督は考えていて、早いうちに宣言することで監督候補をたくさん見つけてほしいという意図があると考えます。

 

 監督候補は誰?

 今現在の監督候補に名前が挙がっているのは下記の8名です。しかし、掛布氏・岡田氏・平田2軍監督は年齢的にも少し厳しいのではないかと思います。さらに、赤星氏も持病を抱えており尚且つコーチ経験がないことを考えるとかなり厳しいと考えます。名前が載っていない選手で個人的にありだと思うのは、新井貴浩氏です。理由は、兄弟で監督とコーチの関係性を見てみたいからです。こんな理由で監督にしてほしいと願うのはナンセンスですよね。

  今岡真訪氏・平田2軍監督・鳥谷敬氏・藤川球児氏・岡田彰布氏・掛布雅之氏・赤星憲広氏・金本知憲氏

 

 まとめ・次回予告

 今回は、矢野監督退任について思うことを取り上げました。来シーズンのタイガースは誰が監督になっているでしょうか?今から楽しみにしています。

 次回は、ライオンズのキャンプ第一クールについて取り上げます。キャンプ期間中は、その他の話題とライオンズのキャンプの各クールの振り返りを交互に投稿する予定です。次回も暇つぶし程度に読んでいただけると嬉しいです。