今日、ある小学校の先生とお話ししました。
その先生曰く、
「私のクラスの子どもは、準備をしたり、片付けたり、
また、そうじをしたりするのにとても時間がかかってダメなんです。」
「他のクラスと比べても、本当に遅くて困ります。」
わたしは、
「そうなんですか」
とだけ答えておきました。
このようなことは、会社や組織でもあるでしょうね。
「わたしの部下は、できないやつばかり集まっていてダメだ。」
「このチームで仕事をしていると、常に足を引っ張られている。
リーダーとしての自分のがんばりが台なしだ。」
学校の先生がこのようなことを言っているようでは、
その指導力が問われます。
その学級の子どもを担任して、9ケ月以上すぎています。
もう、そんなことを言っている時期ではありません。
掃除に時間がかかるなら、
効率よく掃除をする方法を教えなければなりません。
準備に時間がかかるなら、
サッと準備する良さを教えなければならないのです。
この先生は、今まで何を指導してきたんだろう、
どんな子どもを育てようとしてきたんだろうと、
大変不思議に思いました。
と同時に、
こんな先生に教えてもらっている子どもたちは、
大変かわいそうだなとも思いました。
会社や組織も同じですよね。
無能なリーダーの元で働かされると、
ストレスがたまって、楽しい仕事も楽しくなくなってしまいます。
リーダーは、
すべての責任は自分がとる。
成果は部下のおかげ、
失敗な自分の責任。
と言う考え方で行動するべきです。
学校の先生は、
子どもが賢くなるのは、子ども自身のがんばりのおかげ。
子どもがうまくできないときは、先生の責任。
と言う考えで教育を進めるべきです。
どの世界にも、
リーダーとしてふさわしくない人はいるもんですね