汚水タンクの罠

腐った肉の匂いがする場所…
なんとも癖のある
名前の由来を持つ
イヌイット コミュニティの村
ピュヴィニテュク
1ヶ月のルーティンで
出張で働きに来ている相棒に会いに
ここに来て数日が経ちました
6年ぶりのオーロラも
見る事ができたし
地元の人たちと
トナカイの生肉とアザラシの脂を堪能し
日曜のミサも体験
永遠と続くツンドラ地帯を
ほぼ毎日散歩して
満喫の日々を過ごしました
が、出発が間近と言うところで…
ついにやってきた…
汚水タンク注意ランプ

ひぇぇぇ
ここの上下水道システムは
各建物ごとに
貯水タンクと下水タンクが
設置されています
相棒曰く
どのようなルーティンで
回ってくるのかは毎回謎のようですが
(2日に一回来る事もあるし
1週間余裕で来ない事もあるよう)
相棒は2週間ほど止められた
経験があるようで…
それぞれのタンク車がやってきて
貯水タンクをいっぱいにしたり
汚水タンクを空にしてくれます
そしてこのランプがついたという事は
このまま水を使い続けて
流していけば
汚水タンクがいっぱいになり
水道が止まってしまう
外に出てみると外のランプも‼️
やばい
水道ストップだけは避けたい
すぐさま、村役場に電話をして
汚水タンク車に来てもらうように
頼みましたが
やっぱり、その日は来ず
洗い物やシャワーは
水が汚水タンクに流れないよう
栓をして、水を使いました💦
次の日は
直接、村役場に行き
また要請を出し
いつ来るか分からない
タンクを待ち続ける午前
午後になっても来ないので
ピックアップに乗り込み
汚水タンク清掃トラックを
大捜査‼️
隣の地区に止まっていたトラックを見つけ
すぐさま、スタッフに
直接交渉
数時間後
ようやく家に来てくれましたー
浴室と、台所のシンクにしていた
栓を全部抜き
出せるものを全て出し切った達成感
もうこれで
心おきなく
ケベックに帰れそうです