GMOグローバルサイン、EV SSLの暗号鍵長を2048bitへ
GMOグローバルサイン は12月26日、
「EV SSLの加入者証明書の暗号鍵長2048bitへの移行を積極的に推進し、「EV SSLガイドライン」
で義務付けられている、暗号鍵長に関する2010年問題に完全に対応した」
と発表しました
まず、用語の解説を
☆2010年問題
米国政府(NIST:米国連邦政府標準技術局)は、政府調達に関する共通鍵暗号・公開鍵暗号・
ハッシュ関数などの暗号鍵長において、計算機性能の向上や脆弱性の問題などを考慮し、
安全性確保の観点から2010年末を期限に次世代鍵長の2048bitへと移行するよう勧告している
もの
☆EV SSL
従来の錠マークではなく、対応するブラウザ(Internet Explorer 7, Firefox 3など)で検証した
際にはアドレスバーが緑色に変化するSSLサーバ証明書のこと
2010年末まで約2年ですので、今後証明書を発行しているベンダが追随して2048bit対応を
発表していくものと思います
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報道ページ:
EV SSLの暗号鍵長2048bitへの世代移行を積極的に推進 ~EV SSLガイドラインにおける2010年問題に完全対応~