郵政公社近畿支店で顧客情報流出事件発生
日本郵政公社 近畿支店は2日、兵庫県・佐用郵便局において顧客情報等の流出が発生した
と発表しました
報道資料:
兵庫県・佐用郵便局における顧客情報等の流出について 日本郵政公社近畿支店
資料によると、
「佐用郵便局職員が自宅で使用しているパソコンから、郵便貯金のご利用があった
顧客情報等がファイル交換ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したという事実が
2007/2/27に判明したそうです。
職員が、過去に自宅で業務を行うために持ち帰ったデータの中に、顧客情報が含まれており、
職員はWinnyを介してウィルスに感染し、情報が流出することを懸念し、2年前にWinnyが
インストールされているパソコンに保存していた業務上のデータを削除したと申し出ているが、
流出した模様です」
「ん~、皆さんはこの発表を見てどう思いますか」
私が注目したのは以下の2点です
1.職員が、過去に自宅で業務を行うために持ち帰ったデータの中に、顧客情報が
含まれていた
顧客情報流出の原因で最も多いのが、これです
原則、業務で使用する顧客情報は自宅に持ち帰らないようにすべきです
2.2年前にWinnyがインストールされているパソコンに保存していた業務上のデータを
削除した
削除したことは良いことですが、私の予想では、削除した時にはすでに流出していた可能性
が高いと思います
つまり、流出したことが今頃になって発覚したということです
「今年も顧客情報流出事件は多発しそうですね」
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