トレンドマイクロ製品に脆弱性!!(2)
先日も書きましたが、トレンドマイクロ社製ウイルスバスターに不具合が生じました。
同社は、本日4月24日、都内で会見を開き、同社が昨日公開した
「ウイルスバスター」のパターンファイルが原因で、
多数のPCやサーバの不具合が起きたことを謝罪しました。
不具合の原因は、以下のようになります。
(1)Ultra Protect圧縮ファイルを解凍、検索するためのパターンファイル
の作成ミスがありました。
検索対象ファイルが圧縮ファイルか否かの判定をするパターン中の
プログラムにおいて、特定の条件下(エントリーポイント番地の指定がなく、
かつ1セッションにより構成されるファイルの検索)においてループに
なってしまう作りこみを行ってしまいました。
(2)ユーザ環境でのテスト工程に不備がございました。
1)本来予定されていたWindows XP SP2環境でのテストが
人為的ミスにより行われませんでした。
2)検索エンジン7.50以前(Ultra Protect圧縮機能対応前)のものを
使用してテストを行ってしまうことにより、圧縮チェック、解凍の動作
を検査しないと言う二重の問題を発生してしまいました。
抜粋記事:ウイルスバスターの不具合について