中国のパソコンの大半は「ゾンビ化」している!?
「世界で1日平均15万7000台のマシンが「ゾンビ」化され、
その2割以上は中国が占める」
メッセージングセキュリティ企業のCipherTrustが4月20日、
こんな調査結果を発表しました。
ゾンビは通常、ユーザーが知らないうちにウイルスやワームに感染
し、外部からの指示でサービス妨害(DoS)攻撃やスパム、
フィッシング詐欺メール送信などに利用できる状態になっている
マシンのことです。
スパムメールの分析では、約56.77%が米国から発信されていること
が判明。
米国を発信源とするメールは昨年6~7月の86%に比べると減少した
が、それでも他国に比べると圧倒的に多い。2位は韓国で15.67%を
占め、過去8カ月で12.67%増加したそうです。
中国は人口が多く、近年の経済成長によってパソコンの普及台数も
爆発的に増加しています。
そのため、ゾンビ化するパソコンの台数が他国と比べて
一段と多くなっているのではないでしょうか。