こんにちは。

五泉駅前のまつ毛エクステ専門サロン、Addict(アディクト)の小林です。

当サロンのブログにお越し頂きありがとうございます。

 

 

ストレートで衝撃的なタイトルから始まりましたが滝汗

本日は乳がんで右乳房を全摘した私が温泉に入った話を・・・

 

元々温泉が大好きで、よく日帰り温泉に行っていました。

旦那さんと二人で行く事もあれば、お友達や子供の部活の合宿などでも温泉や入浴施設に行っていました。

お風呂から上がって冷たいビールやコーヒー牛乳を飲んだりしたのも良い思い出です。

 

その中でも新潟市秋葉区にある『花水』さんと、三条市にある『いい湯らてい』さんは大のお気に入りハート

 

 

そんな私が去年の9月に乳房全摘手術をして

右のおっぱいがなくなって、大きな傷が残りました。

 

私の場合は子宮頸がんの手術もしていたので、もう自分には女らしさなんて何ひとつ残っていないんじゃないか、この身体を他人が見たら同情されるのだろうか、偏見の目で見られるのだろうかと思うと、とてつもない悲しみの波に飲み込まれて、家族には分からないように泣いていました。

 

もう大好きな温泉になんて絶対行けない、こんな体は誰にも見られたくない、

退院してきたばかりの時は、家族にさえ見せてはいけないと思いました。

 

でも。

 

どれだけ泣いても私は私。

元通りの体になる事もない。

 

胸にある大きな傷は精一杯戦った証。

 

薬の副作用は体が頑張って戦っていてくれている証。

 

体が女性らしさを失ったなら、女性らしい心を磨けばいい。

 

外見だけがどれだけ綺麗でも、心の品格が置き去りになっている人もいる。

 

だから私は、心を女性らしく磨く努力をすれば、恥ずかしい事も隠れる事もない、

誇りを持っていられると思うのです。

 

 

そう思ったら急に温泉に入ってみようと思い、今年の1月にチャレンジしてきました。

 

すごく勇気のいる事だったし、いざ脱衣場まで来ると躊躇してなかなか服が脱げない。

 

人目を気にして隅っこのあまり人が来なさそうなロッカーを選んで、体の事を悟られないように着替えました。

 

タオルで必死に胸を覆って体を洗い、壁に向かって一人静かにお風呂に入る(笑)

 

 

私、もっと堂々と入れると思っていたのですが、思った以上にビクビクしながらでした笑い泣き

 

 

同じ病気をしたお友達の中にも温泉が大好きな方は何人かいて、やはり大浴場へ入るなんてできないと言っていました。

今は貸切風呂や家族風呂がある入浴施設も多いので、そういう所の利用を勧められる事も多いのですが、そうじゃないんですあせる

 

みんなと同じお風呂に堂々と入りたいのです!

 

言わないだけで、そんな風に思っている女性はたくさんいると思います。

いえ、女性も男性も関係ないですね。

 

自分のコンプレックスを自分だけの魅力に変える。

個性に変える。

 

そんな意気込みでチャレンジした温泉の話でした。

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。