レーシック失敗②




前回はレーシックを受けるいきさつを書きました。
今回はレーシックの手術から術後、現在の状況を書きたいと思います。

日帰り手術で朝に検査、診察をして夕方頃に手術の順番が回ってきました。

手術は目を見開いてやらなきゃいけないので、麻酔らしい麻酔はあまり無かったように思います。

この目を見開いていなきゃいけないのがとても大変でした。

まずレーザーで十文字に角膜をカットするのですが、レーザーの先端が目に迫ってくるのはとても恐怖でした。

でもこれを乗り越えないと乱視は治らないと思い頑張って目を閉じないようにしました。

それから色々目の中をいじくって約10分位で手術が終わったように思います。

手術後はしばらく目を休めてその後は今後の注意事項を聞き、すぐに帰宅でした。

ゴーグルのような物を渡されて、一週間は外出時にかけないといけなかったです。

帰りの電車で友達に手術が終わったとラインを送ろうとしたところ、ラインの文字はなんとか見えるのですが、スタンプが全く判別出来なくなっていました。

手術したばっかりだから、明日になれば良くなるだろうとその時はのん気に考えていました。

ところが次の日も遠くは見えても近くの物が見えないという状況でした。

そうです。私は老眼になってしまったのです。

乱視も少し残っており、近くが見えないというとても不便な目になってしまいました。

後日の診察でその事を訴え、せめて老眼の手術が出来ないか聞いたところ、もう目の手術は出来ませんときっぱりと言われてしまいました。

乱視の為、通常より高い機械を使い全部で40万円以上つぎ込んだのに、こんな不便な目になってしまい手術をしたことを後悔しました。

職場ではパソコンの時に老眼鏡をかけたり、外したりで頭痛や吐き気に悩まされました。

現在も眩しい所はダメ。
暗い所は前はかすかに見えていたのに今は全く見えない。
乱視、老眼、ドライアイに悩まされています。

レーシックを受けようか考えている皆さん、こういうリスクもあるということを考え、安易に受けないように気をつけてほしいと思います。