農家を生業にしている訳では無いのに、ご先祖様に申し訳ないと言う理由から畑を手放さず、ダンス教室は平日に毎日通い、ボンクラ息子が休みの土・日のみ朝から畑仕事のパフォーマンス
それを見ているボンクラ息子、母さん今日も頑張ってるな
と感心した様に呟く。
アナタの母親は意地悪で嫁を使用人扱いして、遂にはひ孫4歳のももちゃんにまで意地悪をし、私の姉の悪口を吹き込む…。
先月、あまりの心身ダメージをおっている姉を心配し娘がボンクラ父に提案し二人で温泉に出掛けた。
それがサチの逆鱗に触れた
帰る早々、もう私畑引退するから後はアンタに任せる
満面の笑みで言い放ったらしい。広い畑を一人でするのは体的に無理なので半分貸して半分なら何とか…。
と提案してみたらしい
そしたらサチ。
お爺さんの遺言で畑やらないのなら全部売って寄付しなさいって言ってたから、やらないならそうするよ
と、宣言したとのこと
おいおい
お爺さんは姉が嫁いだ頃から認知症でしたよ?
お婆さんは菓子パンしか与えられず火を使うことも禁じられて、サチがダンスに行っている間に脳梗塞で亡くなったんでしたよね…。
嫁いだばかりの21歳の姉は、お爺さんの下の世話をし、家中漏らしてしまうものを掃除し、お婆さんにはサチの目を盗んで温かいものを作ってあげてた
遺言
ありもしない都合良い遺言
長いこと姉の話を聞いて来た私。
姉に言える言葉はもう一つしか無かった…。