病気でマーヒーすぎるので、ずっとモバゲーをやっていた。

世間的にはゲームサイトとして認知されているが、恐ろしいぐらいにコミュニケーションが活発な携帯サイトと形容したほうが良い気がする。

足跡を残しただけで伝言板にメッセージを残されたり、サークル(コミュニティ)に参加して1か月活動しなかったらブラックリスト送りになったりと、大人の想像がつかないルールが存在している。

メディア側もモバイル発端のサービスということもあり、モバイルのインターフェイスを非常に理解し、それに合わせたメディアを作っている。

その技というか、手法というかは巧妙で、ジェラシーすら覚える。


彼らが最近出した「おたけび」機能というのがある。

一言で片づけると「Twitter」なのだが、ここを50文字に制限しているのがモバゲーの「巧妙さ」だ。


50文字というとモバイルの表示面で4行ほど。
(もちろん、若者が使っているサイトなので、文字サイズMで見ていないことを前提にしている)

MAX4行ぐらいまでなら、プロフィールページの上部に表示しても自己紹介の1行目は見える。

みんなのおたけびページに行くと1~2行ほどのおたけびが10個並んでいる。
全部が4行だったとしても、40行なら軽く見られる。

気軽に書くからおたけびは成立するのであり、100文字も書いていたら、それだけアップが遅くなり、密なコミュニケーションは発展しない。

多少の制限を加えることによって、その中でいかに伝えるかをユーザーは工夫している。


この50文字制限、モバゲー内で散見される。

・実況中継板
・伝言板
・質問広場

など。

これらの特徴は

・公開範囲が広い(全体に公開される)≒薄い、取っ掛かりのコミュニケーション
・レスポンスがあることが前提

だと思う。


レスがつくことが前提でも、もう少し深いコミュニケーションが必要なところ(例:日記へのコメントやサークルの書き込みなど)は当然字数制限も増えてくる。


このメリハリが結構巧妙で参考になる。


umm, So jerous!!