【馬英九が必死な理由】台湾の国民党が資金難で本部ビルを売却
WHDGE~モザイク国家模様(ネット上のソースなし)
◆台湾の国民党が資金難で本部ビルを売却
かつて「世界一の金持ち政党」と言われた台湾国民党が資金難に苦しんでいる。職員への給与遅配も発生し、ついには台北市の中心に建つ本社ビルも航空会社などを経営する長栄(エバーグリーン)グループの関連団体に23億台湾ドル(約80億円)で売却することになった。
国民党は中国革命の父、孫文が結成した興中会が前身。国共内戦に破れて台湾に渡り、戦後長らく一党独裁を続けてきた。関連企業を多数抱え、資産規模は一時、約6000億台湾ドルとも言われた。
しかし、00年の総統選挙に敗れて権力の座から転落すると、一転して台所事情は火の車に。
昨年末には所有するラジオ局などを90億台湾ドルで売却している。国民党本部は地上12階、地下4階を誇ったビルから、市内の賃貸オフィスビルへと引っ越すことになる。人気の馬英九主席の元、ここから08年での捲土従来を目指す。