落語に
お隣の金槌を
借りようとして
「傷むから貸さない」と断られる話がある。 「なんてケチなんだ!しょうがないから自分のを使おう」というオチがつく。
端から見たらただの笑い話。
だけど、これ、
場合によっては
本人たちの関係性は
ものすごく悪くなりそうだなあ、、、と、
思っていたら
なんだか似たようなことが起きた。
知人からメッセージで
「ねえ、広い椅子持ってたよね?
あれ、座り心地いいじゃない?
私のはちょっと狭くて使いづらいのよ。
私のをあげるから、
あなたの広いのを私にちょうだい!」
おお!
落語だ!
これで交換しないと言ったら
「なんてケチなの!」
と、
罵られるわけだ。
明らかに理不尽な要求って、
世の中にはかなり多いと思う。
精神的境界が
しっかりと引けていないか、
とてつもなくエゴが強いか
のどちらか。
いつもいつもというわけではなく
(いつもだと社会からはじかれる)
なにかしら急いでいたり
焦っていたり
困っていたりするときに
ごく普通の人でもやりがち。
気を付けてないと
私もつい、美味しいお菓子を
独り占めしちゃうしねーーーー。
(これは、エゴねー!)
さて、
どうすれば
波風たてずに
一歩
離れていられるかな?
「祖母の形見なのよー。
ごめんねー。あげられなくて」
とでも言っておこうかね。
お祖母ちゃん
ダシにして
ごめんね。
お花供えておこうっと!