以前、座り心地の良い椅子としてイームズチェアをご紹介いたしました。
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今回は北欧家具の代名詞といっても過言ではない「Yチェア」をご紹介いたします。
写真のように背部分の木が「Y」の字になっていることからその名がつけられ、全世界で売れ続けているハンス・J・ワグナーによる不朽の名作「Yチェア」。一度はどこかで目にしたことがある方も多いと思います。この椅子が発表されたのは1947年、今から73年も前にデザインされた椅子です。長年に渡り愛され続けている理由はデザインと座り心地にあります。まず腰掛けるとクッション性のあるペーパーコードの座面が優しく体を受け止めてくれます。この座面が柔らかすぎず、硬すぎず、程よい反発があるので長時間座ってもお尻が痛くなりません。また紙で出来ているこのペーパーコードの座面は、夏は涼しく、冬はヒヤッとせず座ることが出来ます。そして深く腰掛けると背もたれとアームを兼ねたフレームが背中にフィットし、肘までを緩やかに包み込み、肘掛けにもなるフレームの木の質感はずっとなでていたくなるほど滑らかで、革財布などのように使い込むほど風合いが出てきて木の経年変化を楽しむことが出来ます。
「Yチェア」はシンプルで控えめなのに存在感と上品さのある椅子で、ダイニングや書斎、寝室、和室などどんな部屋にも使うことができます。使えば使うほど愛着が沸く「Yチェア」と共に素敵な住まいを過してみてはいかがでしょうか。