さて、先日新しい動画をアップロードしたわけだが、その裏話みたいなものを一つ。
AAチームの目的としては「モナギコ系AAを再興させること」としてやっているわけだが…
いきなり他力本願のようなことを言うと、やはり一個人だけの力では難しいところもある。
自分たちも作り続けていくが、もっと作り手がほしいのが現状だったりする。
今でもAAキャラで作品を作る方はいるけれど、
できるならFLASH時代を知らない新規層たちにも興味を持ってもらい、
そんでもって、色んな作品を作ってもらいたい。
だけど、FLASHがない今、現代のツールでどうやって作るんだ?
…ということで、AA錬金術講座というのを思いついたという経緯があったりする。
それで、「基礎編」ではAAの画像化と余白の透明化に関する最低限の手順を書き、
先日アップロードした「応用編」では、表情差分をPSDにまとめる手順も書いたわけだ。
…で、PSD化の目的は「ファイルの数を減らす」のではなく…その先に有る
「Live2D」や「ゆっくりムービーメーカーの動く立ち絵」のベースにすることである。
事実配信で使っているLive2Dも一つのPSDから作られており、
ゆっくりムービーメーカーの動く立ち絵も、
各パーツ差分をPNG化して重ねることで作られているわけだ。
つまりは「応用編」と書いてあるものの、
PSD化が実は現代技術でAAを動かす、分岐点の根本のようなもの…という解釈である。
「懐かしのキャラ」を「新しい技術」で蘇らせ、新たな物語を作り出す。
これが、俺なりの「AA錬金術」の理念であるわけで、
この学問を伝えるために、今回のゆっくり解説を作った、というわけである。
…果たして、何人の目に留まってくれるかな。