時期:2004年3月11日~31日

 

 レミオロメンが母校の中学校でライブを行なった2004年の3月9日は、奇しくも「3月9日」という新曲の発売日でもありました。翌日にめざましテレビでレミオロメンのことが取り上げられた時に、この曲が流れたのを覚えているのですが、割とおとなしいタイプの曲で「雨上がり」ほどの衝撃は無いかなというのが第一印象でした。

 

 んー、やっぱり「雨上がり」が聞きたいな。というわけで、親にCDが欲しいと頼んで、近くのCDショップへ連れて行ってもらいました。

 

 すると・・・

 

 ありました!レミオロメンのCD。

 

 「朝顔」。「3月9日」よりも前にリリースされたアルバムです。裏を見るとそこには「雨上がり」の文字が。これだ。私は親にお願いして「朝顔」を買ってもらいました。

 

 家に帰ってから早速「朝顔」を聴いてみることに。「雨上がり」は2曲目ですが、やっぱり最初に聴きたい。ということで再生。

 

 イントロからカッコいい・・・と思っていたらギターで一気に盛り上がる。うわあ、カッコいい!例のサビに入る前から惚れ込んでしまう。Aメロ、Bメロで徐々に盛り上がり、そしてサビへ。ああ、これこれ!このフレーズとメロディよ!この曲をフルで聞くことができてうれしい!

 

 その後、「まめ電球」から「追いかけっこ」まで一通り聴くことに。「昭和」や「タクシードライバー」は最初こそ渋いと感じていたけれど、何回も聴くうちに好きになりました。スルメ曲ってやつです。

 

 あれ?

 

 この後、「朝顔」を何度も聴きましたが、そういえば曲飛ばしってやったことが無かったような。他の人のアルバムだと、申し訳ないけれどベストアルバムでも曲飛ばしをやってしまうことがあるのですが、レミオロメンは違いました。

 

 ましてや「朝顔」はベストアルバムではないです。「3月9日」がリリースされる前に出たファーストアルバム。当時では全国的に知られている曲が1曲も入っていないマイナーなアルバムです。それでも収録されている曲を飛ばしませんでした。

 

 これって、もしかして私はレミオロメンの曲が大好きなのでは?もしかして、自分にとって特別な存在なのでは?

 

 ようやく気が付きました。この時すでに、私はレミオロメンのファンになっていたんです。