これまで、圧倒的なPVを背景に純広告で利益を上げてきたYahoo!が、

成果報酬(アフィリエイト)型の課金体系をとるコンテンツサービスを

拡大させており、運営するYahoo!グルメで掲載する飲食店の支払う初期費用、

ランニングコストを無料にし、1予約あたりの成果報酬のみで運用する。

なお、Yahoo!リクナビ内のシフトワークスも1面接あたりの成果報酬を

既に採用している。

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景気が悪化し、クライアントが広告の費用対効果にシビアになる中、

このような成果報酬型モデルへのシフトは加速するのだろう。

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これまで広告は、「人の意識をどう変化させるか」が

重要だったわけであるが、

今後は「人の行動をどう変化させるか」という

“行動の導線の設計”がより重視されてくるわけで、

それは既に広告の範疇を超えてくることになるのだろうが、

そこには例のアドテクノロジーをはじめとする

新しい技術への適応も多分に問われてくると

いうことなのだろう。