広告代理店の取引における尺度が
ビデオリサーチの視聴率データをはじめとする
データを基にしている。
.
視聴率調査においては、
ニールセンが2000年に日本国内における
視聴率調査から撤退して以来、
ビデオリサーチの独占状況であり、
またこのビデオリサーチに対しての
コストが各代理店のお財布事情を苦しめてもいる。
.
ビデオリサーチの資本構成比を調べてみると、
電通が34%、博報堂が5.3%、テレビキー局がそれぞれ5.3%と
いう状況である。
.
それはまさに今の広告業界の縮図のようであり、
このビデオリサーチという尺度を用いている限り、
広告業界の縮図も変わらないのではないか。