ネット広告がTVCMを超える日。 | 大手町ではたらくAD-agentのアメブロβ

ネット広告がTVCMを超える日。

前々から読みたかった本。ようやく読めました。


デジタル放送による"通信"の規制緩和によって、
現在の放送界の既得権益構造は変わり、そこに新たな
ビジネスチャンスが生まれる。そして近い将来、

その波に乗ってネット広告費はTV広告費を抜きさる。

という持論なんだけど、本当にそうかな~。

・・と思ってしまいました汗
201X年までネット広告は110%以上の成長を維持するとか、

そもそもの前提条件が楽観的過ぎる気がしました。

これまでのアナログ放送界
→キー局5社/24時間という非常に限られた枠組みが

あったからこその広告料の高騰/高利益率であり、

その資金がTV番組というコンテンツを

充実あるものにしていた。

これからのデジタル放送界
→YOUTUBEのように、プロと素人が入り乱れての

コンテンツの多角化/同時録画機能などにより、

「24h/day」という人間の時間概念にも変化がおこる。
これらが意味するものは

広告料の著しい低下/放送界の低収益化であり、

それはコンテンツの制作力低下に直結し、

メディア自体の価値低下につながる危険性がある。

著内では、「課金ビジネス」にすれば良い的なことを

書いているけど、日本の傾向としては、

「課金型」のネットメディアは大成しません。すでにユーザーは

「ネットのメディア/コンテンツ=無料」

という公式が当たり前になっているからね。
MIXIも、モバゲーも、Yahooも、Googleも、

顔チェキも、2ちゃんねるも、ニコニコ動画も、

大成功を収めたネットメディア/コンテンツは

すべて基本的に「無料」でしょ?

課金では大成しづらい。ネット広告は安い。

という状況下で、どうやって通信のデジタル化をIT企業は

味方につけ、既存のtvのような、老若男女一億人が

満足するコンテンツを生み出していくのか。
もし、まったく新しい利益構造を生み出す会社が現れれば、

きっとそこは第三次産業革命の真の覇者になるでしょうな。


まぁ、我々裏方がいかに暗躍できるか。にもかかってきますね。

がんばりましょう。