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『コトバ』

ひとしずくのガラス細工のように
もろくてキレイな言葉

それに込める思いは
どうしようもなく澱んでいて

自分の指先から離れていくと同時に
黒は灰に そして銀に変わり どこかの誰かに着地する

銀色の贈り物を受け取った人が
中身をいぶかしがるのも 無理はない話

それでも私は
銀色の箱に 真っ白をつめて贈る夢を見る