せんだん(栴檀)の木 | 鳥飼和一郎のブログ

鳥飼和一郎のブログ

親しい知人のブログを読んで新しい世界を知りました。
この世に何かを残す事に今トキメキを感じます。
偶然とはミラクルなものです。ボランティア、音楽、絵、友人達、毎日が生きがい元気です。

気に入っている木、近くの公園のせんだん(栴檀)
に無数の紫の花が咲いている。

立派な高い堂々とした木で公園の日陰にも適している。
花が終わると無数の実がなり、ひよどりやムクドリ
の遊び場になる。

知識ゼロの私は好奇心もあって、せんだんの木を調べ
てみたが、内容はあっと驚く事が多かった。

実は有毒で犬が食べると死ぬことがある。
獄門台に使われて、罪人の首を置いていた。
木目が美しいのと硬いので数珠に使われている。
インドでは邪気を払う力があると信じられている。
樹皮は駆虫薬に使われる。
あかぎれ、しもやけの薬になっている。
沖縄に自生するセンダンは、抽出成分がインフル
エンザウイルスを死滅することが証明され、製品化
が進行中。
英語名Chinaberry(チヤイナベリィー)は食べられ
そうな名前である。

最後に
山上憶良(8世紀初頭の歌人)の歌
妹が見し「あふち」の花は散りぬべし
わが泣く涙いまだ干なくに
(あふちはせんだんの古い別名です)