動きのある絵の難しさ | 鳥飼和一郎のブログ

鳥飼和一郎のブログ

親しい知人のブログを読んで新しい世界を知りました。
この世に何かを残す事に今トキメキを感じます。
偶然とはミラクルなものです。ボランティア、音楽、絵、友人達、毎日が生きがい元気です。

水彩画を始めて3年目になった。公民館の絵画クラブ

は私を除いてレベルが高い。


何十年の経験者や審査員、大手画材研究所員キヤリ

アの人もいる。


そんなクラブ員の中で基礎なし、無鉄砲、常識破りの絵

を描いている私を誰も批判しない。


アドバイスしてくれる人もいるが、あまり言ってる事が理

解できない。


油絵、日本画 ガッシュ(不透明水彩画)などジャンルは

違うが、描くより見ているほうが楽しい。そうは言っても描

かなければクラブに入部した意味が無い。


1年目は風景画を写生で描いていたが、挫折してあきらめ

た。遠近感の表現が難しいが理由である。美しい絵苦手

嫌いも多少ある。


2年目から人物画それも芸能活動やスポーツ関係を描くよ

うにしている。


体の部分のシルエットやサイズは迷ったときには仲間がサ

ンプルになる。手や指の形と位置をまねする。顔の耳や目、

口の位置も参考になる。


芸能活動やスポーツをしている人物の動きは躍動感に満ち

溢れているがこれが難しい。


活動がわかり見た目もわかり易く、残像効果も重要。足を浮

かせる、手足を広げる、手の指をアップさせる、上半身を大き

く描く等は躍動感が感じられると言う。


「言うは易く行うは難し」の諺のようにうまくいかない。今日女

子サッカーの試合の見せ場のシーンをデッサンした。


バランスをくずしてひっくり返った選手、一瞬宙に浮いた選手、

躍動感のある白熱した動きをなんとか描きたい。


絵画展主催のときに来場者が立ち止まった絵を見ていると、

豪華、美しい、丁寧、バランスの良いデパートで見る絵画展

のような作品が多い。私の一番苦手な絵である。