イタリア・オペラ黄金時代の歌手にも「衣装が歌う」歌手は数多いました。

 

衣装が歌う・・・・・、演劇に例えるなら・・・・衣装を着て演じているがセリフが滑る大根役者の事です。

 

オペラ歌手は音楽家だと思っている方も多いと思いますが。私的には歌手は演者です。

 

オペラ歌手の声の出所は役所の「暗示」から生まれなくてはダメなのです。ここを違えてサウンドを歌ってしまうと・・・・・途端に衣装が歌ってしまうのです。

 

本物のボイトレならそこが「見える」はずです。

 

然しながら・・・・・衣装ばかりに歌わせているレッスン風景も垣間見ます。