コロナ禍で活動を休止していた2020年~22年度の3年間を覗いては毎年、新年度春は私こと演者には不安と期待が入り混じった季節です。

 

昨年23年度は長いコロナ禍のトンネルをやっとぬけて、3年ぶりにコンサート活動を再開・・・・・。しかし、首都圏ではなく九州・・・・・、去年の4月も同じ想いでした。

 

昨年度は福岡を中心に10公演・・・・・、20数年前に首都圏んで旗揚げした最初の年は13公演。人口の規模を考えるとまずまず・・・・・九州、捨てたもんじゃないじゃん♪、みたいな感じでしたが・・・・・やはり、桜が咲く頃は不安です。

 

今年は20公演を目指しマッス!! (いや、エイプリル・フールじゃなくてですよ(^^;))

 

振り返れば・・・・・この心境、音大を卒業してから40年間毎年続いて来ました・・・・(/ω\)

 

卒業直後に先輩や同期の仲間と有限会社のオペラ・プロヂュースを立ち上げたものの・・・・

 

自主公演は尽く赤字、その穴埋めのための学校公演でトントン。それでも穴埋めが足りなきゃ・・・・

 

知り合いの舞台製作会社(二期会やバレーの舞台製作スタッフ会社)に裏方としてアルバイトに仲間と出稼ぎに行ったものです。(あー、暗~~)

 

それやりながらの歌の勉強・・・・・10数年続きましたね。相変わらずのヘタレでした。(/ω\)

 

30代半ば、満を持して3年間イタリアにもう一度勉強のやり直しに行きました。

 

そして、帰って来て新たに始めたのが今のアンサンブル・ヴォッリオです。

 

その時に最も助けになったのが卒業後10数年間の裏方家業。公演の際の大道具や照明機材の搬入から仕込み本場~バラシ。舞台図の書き方や本番当日の段取りのつけ方、綱元の操作の仕方等舞台の仕組みなど一通り理解できていたことでした。

 

これって芸大・音大では絶対に教えてくれません。(T_T) しかし、我々演者にとって舞台の演出を考える際には非常に大切な知識となります。

 

ちょっと長くなりましたが・・・・・

 

演者にとってパフォーマンスしたい!・・・・・と言う思いは食欲と同じように湧いてくるものなのです。

 

だったら自分でやるのが一番!・・・・・ただし、桜が咲くと不安になってくる・・・・と言うわけです。

 

自費・自主公演ではなく、公演を買ってもらうので赤字は無いですが・・・・。町のラーメン屋と同じ「美味い(上手い)」と思って貰えなきゃ後は無い・・・・・

 

シビアで~~す (*^^)v

 

どうぞ、ご贔屓に♪ <(_ _)>

 

わくわく音楽鑑賞会

 

アンサンブル・ヴォッリオ