これは一言で言えば・・・「絶対に声で歌わない事」です。

アペルト・・・・これも喉の操作による「喉声」です!

硬直したアクート擬き・・・声帯を力づくでキューゾした・・・完璧な「喉声」です!

アクートはアペルトとキューゾを同時にやることです。

しかし、この事は「喉から声を外す術」を知って初めて分かる感覚です・・・

トスティの歌曲の終わりによく出てくる「ha~♪」のピアニッシモの伸ばし・・・

ピアニッシモでディミネンドして音が消えた後も・・・想いを残せる歌唱センス・・・この延長にアクートはあります。

歌い出しの作り声しか聴こえない、そこにしか意識が行かない内は・・・かなり遠いはずです。

このセンスを生徒に感じさせ、育てる事が声楽のレッスンでしょうか・・・急がばまわれです。


【K-メソッド】