美空ひばりと並んで聴く者の心にひしひしと訴える歌唱の至芸!

岸壁の母は、様々な歌手が歌っていますが・・・やはり彼女の説得力を上回る歌唱は知りません。

残念ながら・・・他の歌手が歌うとただの「演歌」にしか聴こえないのです・・・

この、聴く者の心にひしひしと訴える歌唱・・・これは歌唱法ではありません。

所謂・・・「琴線」。ここに触れながら・・・、ここで歌えるかで「歌」は決まります。

言い換えれば、この「琴線」に触れることなく発せられた声は・・・一言でいうと「嘘」

オペラの歌唱においても然り・・・、歌は思いを伝える手段と言う事です。

コテコテの立派そうな美声だけの歌手がいかにオペラをつまらないものにしたか・・・!

「琴線」を持ち得ない・・・「琴線」を感じ得ない者は・・・・

はっきり言って歌手には向かないと言えよう!!

歌にとっての正に心臓・・・「心」と言えよう!!


「岸壁の母」 (二葉百合子)
http://mycollection.su/watch/Ti4IPKnp4Io/ejoegzh-dizee.html

曲入りの前のアナウンサーの語りが浮いて聞こえます・・・正に歌唱の至芸です!

岸壁で我が子を待つ母の姿がそこにあります・・・


【K-メソッド】 


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