もうかなり晩年の頃の映像だと思いますが・・・
ソプラノのレッスンの風景です。歌劇「椿姫」のヴィオレッタのレッスンの様です。
アルフレードからの手紙を見て「e' tardi」(遅すぎた!)
デル・モナコのこの一言が凄い! 鬼気迫る真実・・・、これがデル・モナコの凄さです!
正に彼の声は鬼気迫るヴェリズモ(真実)の声に他なりません。これは他のどんなテナーの追随をも許さないデル・モナコのカリスマです。
この「声のヴェリズモ(真実)」は歌手にとって至上命題です。この「ヴェリズモ(真実)」を通して滴った声だけが聴衆を魅了するのでしょう!!
安易に声で歌うことがいかに「軽薄」なことか・・・改めて感じさせられます・・・