リクナビの話の前に、こっち消化しなきゃ。
文化祭3日目の次の日から、千葉の鴨川に2日間、美術部の合宿に行っていたのですが(その日記も書こうと思いつつmixiには書いてない。サーセン\(^o^)/w)
2日目、写生大会のためにうろついている途中に、うり坊と遭遇しました。
まほにゃと泣月とエリックと私で神社を探して、散歩していたおじいさんに聞いたら、散歩がてら神社付近まで連れて行ってくれて
まほにゃと泣月は神社書くコトにしたけど、私は家の近くに神社やら何やらは結構あるからあまり魅力を感じられず
エリックは海を描くらしいというコトで
私は、神社を少し下ったところで季節外れに咲き乱れまくっていた朝顔(若しくは夕顔だったかもしれない)を描こうと
しかしその朝顔のすぐ目の前は民家だったので、とりあえずその辺にずっと腰掛けていても良いか、許可を取ろうと思いまして。
偶然良いタイミングで、おうちの方と思われるおじさんが。
「あの、この辺で絵を描きたいんですけど、お邪魔にならないですかね?」
「ああ、好きにしたらいいよ。それよりこっちに面白いのがいるぞ」
そうしてそちらを見ると、未知の生物。
に一瞬見えた。ホントに。
イノシシの赤ちゃんだった。
とってもとっても小さくて、せいぜい20cmくらいで。
うちの猫の身体の半分しか無い。
そのうり坊がゴムの紐(と言うより自転車のチューブ・?)で繋がれていて、ひたすらぷるぷる震えている。
「山で罠に掛かってたんだよ。~さんが欲しいって言ってたから捕って来た」
電話で誰かにそう話すおじさん。
右前脚が捻れて折れていて、そこから血が出ていた。
そんなの構わずに、お皿に水を汲んでひたすら飲ませるおじさん。
ミルクじゃなくて良いのだろうか。
「触っても良いですか?」
「牙生えてないから大丈夫」
触ると、シベリアンハスキーみたいな硬い毛。
あったかくて、でも足元は、さっきおじさんが水をあげた時に大量にこぼしたせいで、冷たく濡れていて。
震えは、寒いのか、痛いのか、怖いのか
全部かもしれなかった。
通り掛かる地元民さえ、みんな珍しがって声を掛けて
「うり坊なんて、動物園以外で初めて見たわよ」
と驚くおばさん。
そんな珍しい機会に、私は偶然遭遇したわけですね。
その後に車で通り掛かったお兄さんが少し詳しい様子で
「2年はミルクあげて、それからちゃんとした餌あげるんだよ」
「2年もあげてらんねーよ!」
…いや、それ以前にあんたミルクあげてないよ(-∀-)
「~さんちも、前にそれよりちょっと大きいの捕まえたらしいけど、その日の夕方には死んだってさ。」
「そもそもこの時期に生まれてるのがおかしいよな。だからきっとまだ沢山生まれてんだ」
他の動物と同じく、普通は春に生まれるそうです。
震えながらも、時折前に向かってぴょんと跳ねては、当然の如く元の位置より後ろへ。
たまに豚の様な、それより高めの声で鳴いた。
しばらく絵を描いては手を休め、猫にする様に頭を撫でたり首を掻いたりしていると、やっと落ち着いたのか、目を瞑って眠った。
そこに絵を描き終えたまほにゃと泣月が。
「また来ます」
おじさんにそう言って、午後また描きに行くつもりが結局そのまま。
あの大きさのまま、牙も生えないなら、お持ち帰りしたい位可愛かったのですが
それは当然有り得ない話で
どちらにしろあのおじさんに鍋にされちゃうなら、いっその事、その日のうちに。
そんな事を思った昼下がりでした。
