◆ 肩こりって東洋医学ではどう考える?

肩こり、西洋医学では「筋肉の疲労」や「血流不足」で片づけられがちですが、東洋医学では「気・血・津液(しんえき)」の巡りの滞りや、五臓六腑のバランスの乱れが根本にあると考えます。

主な原因はこんな感じです:


🌀1. 気の滞り(気滞:きたい)

  • ストレスやイライラで「気」がうまく流れなくなると、肩のまわりに「張り」を感じます。

  • 特に真面目な性格の方や、職場で我慢が多い人に多いです。

👂雑学:
「気が重い」という言葉、東洋医学的には本当に“気”が停滞して重だるく感じる状態なんです。


🩸2. 血の滞り(瘀血:おけつ)

  • 長時間のデスクワークや運動不足で、血の巡りが悪くなると、コリが「ガチガチ」に。

  • 首や肩を押すと痛みが鋭い、冷える、シミが多い人はこのタイプが多いです。


💧3. 水の滞り(痰湿:たんしつ)

  • 甘いもの・油っぽい食事が多いと、体に「余分な水分」がたまります。

  • これが肩周りの「重だるさ」「動かしにくさ」につながります。


◆ 東洋医学の治療法

🪡1. 鍼灸治療

  • **肩井(けんせい)・天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)**などを使って、「気・血・水」を動かします。

  • 鍼だけでなく、お灸で温めることで、血流も改善されてリラックス効果も。

🌿2. 漢方的な考え方

  • 「気滞」なら香附子(こうぶし)、「瘀血」なら丹参(たんじん)、「痰湿」なら**半夏(はんげ)**などが使われます(処方は専門家に相談)。


◆ 日常生活でできる!肩こり対策

💡1. 首や肩を冷やさない

  • 冷えると「気血」が滞ります。クーラーで首元を冷やさないよう、スカーフやタオルがおすすめ。

🚶2. 30分に1回は立つ

  • 座りっぱなしは「気血水」すべてが停滞します。ストレッチでもいいので少し体を動かすこと。

🍵3. 体を温める食事を意識

  • 生姜、ねぎ、ニンニクなどは気血の巡りをよくします。

  • 甘い物・冷たい飲み物は控えめに。

🛁4. お風呂はぬるめでゆっくり

  • 「肩井(けんせい)」というツボにお湯が当たるように、肩までしっかり浸かるのがポイント。


◆ 最後にひとこと

肩こりって、体からの「ちょっと休もうよ」のサインなんです。
鍼やお灸で整えながら、日々の生活習慣もちょっとずつ意識してみてください。

「肩が軽いと、心も軽い」ですよ!