僕の彼女はフィリピン人です
フィリピン・パブで働いています
そんな彼女の大切な商売道具の一つが携帯電話です
就業時間中はもちろんのこと
プライベートな時間にも
お客様から電話がかかってきます。
土曜日の仕事が終り
帰宅した後
ぽっちさんの携帯電話が鳴りました。
朝の4:30です。
騒々しいお店の中でも通話ができるようにする為かどうかは解りませんが
ぽっちさんの携帯電話の受話音量は大きめに設定されている為
2Kの狭い僕のマンション内では
どこに居ても会話が聞こえてしまいます。。。
どうやら
電話の相手は英語を話す紳士のようです。
※勝手に僕が和訳しました。
「もしもし。」
「もしもしマ○ク、おはよう。」
「おはよう、ぽっち。」
「元気かい?」
「ううん、風邪をひいて咽が痛いの。」
「それじゃぁタバコが吸えないねぇ。」
(???)
「それに、今日は歌を歌いすぎたのかもしれない。」
「僕は昨日3パックもタバコを吸ったよ。」
(タバコが二人のキーワードかな?)
「そう。」
「でも、ぽっちは本当に美しいね。」
「僕は君の虜だよ。」
「私の母もそう言うのよ。」
「だから、きっと、母は私の一番のファンなのよ。」
(母親を使って話をはぐらかしてるよ・・・)
「僕だってそう思ってるさ。」
「ところで、ぽっちはトイレでタバコを吸うかい?」
(なんか、話が面白くなってきてる・・・)
「えぇ、もちろん。」
(嘘つけ、帰宅後は殆んど吸わないじゃん)
「素晴らしい。」
「君こそ理想の女性だ。」
(タバコってそんなに重要なの?・・・)
「実は、僕の妻はタバコを嫌ってるんだよ。」
「僕は近い将来、タバコを嫌う妻かタバコを愛する君かのどちらかを 」
「選ばなければならなくなるな。」
(やばい、、、吹きだしそう。。。)
「今、何をしてるんだい?」
「これからお風呂に入って、食事をしてから寝るの。」
(あ、風呂の準備でもしてやるかな)
「今日、時間あるかな?」
「日曜日は家族といっしょにいてあげて。」
「僕の家族の事を心配してくれるなんて 」
「君は優しい女性だ。」
(いやいや、普通に断られてると思うけど・・・)
「また今度お店で会いましょう。」
「じゃぁ、今度食事でもどうかな?」
「あなたは奥さんがいるんだから、あまり無理しないでいいのよ。」
「私の事を考えてくれているだけでも、私は十分嬉しいの。」
(同伴のお誘いを断っちゃったよ、この人・・・)
「今日は疲れたから、そろそろ眠りたいの。」
「電話ありがとう。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ、ぽっち。」
「愛してるよ。」
「ありがとう、おやすみ。」
(やっぱ、冗談でも『愛してる』って言わないんだ・・・)
「お疲れ様だね。」
「お風呂沸いてるから入ったら?」
「アリガト。」
「ホント ツカレルヨナ。」
で、
ぽっちさんが風呂からあがったら
もう一回電話がかかってきてました。
頑張れ!ぽっちさん!!