アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)と診断された、または子供の様子からそういう症状がみうけられる場合、その子が日常生活をある程度楽に過ごせるよう症状を軽減させることが大事ではないでしょうか。
鍼灸治療はアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の症状軽減にかなり有効です!
もしも疑わしい場合は、まずWISC-Ⅳ検査(言語理解、知覚推理、ワーキングメモリ、処理速度)をしてその子の特性をよく知ることです。
その時はショックかもしれません。しかし、子供にとっても親にとってもまず理解することが大切なことです。そして、その特性を見たうえで治療を進めることが大事です。
ある子供の症例を紹介します。
症例 15歳 男児
他覚、自覚症状は
「自分の足元に落ちているものは気にしない」
「片付けられない」
「書くことが苦手」
「やることにムラがある」(同じ問題でもできるときとできないときがある)
「形が認識できない」 (アルファベットが同じに見える)
など
WISC-Ⅳ検査では
全検査は平均のギリギリで、言語理解、知覚推理、処理速度の数値に凹凸があり、ワーキングメモリー、処理速度の数値が他より若干低い。
治療方法
ディスポ鍼で頭から肩に置鍼を週3回
治療後
「書くことが苦手ながらもできるようになってきた」
「ムラがなくなった」
「形を認識できるようになってきた」
など症状が軽減され、本人も毎日の辛さが改善されてきたとのことです。
これはほんの一例にすぎません。
子供にとっても親にとっても日常生活が楽になったと喜んでおりました。
特に受験を控えているお子さんは悩みも大きいことと思います。
治療をして、改善するかもしれませんが、そうでないかもしれません。
ただなにもしないで辛いよりはやってみることが大事ではないでしょうか。
そして治療は気長に続けることが大切です。
お悩みの方、ぜひ白馬鍼灸マッサージ院にご連絡ください
あなたのためにベストを尽くします!