女性のための鍼灸マッサージ治療院「アキュモード
」です。
(東京都港区南青山、外苑前より徒歩

不妊症の方や、妊婦様に対して、女性鍼灸師が真心を込めたケアを行っています。
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先日、親族の法事に参列した時、臨済宗のお坊さんが唱えたお経の中で、
「塵を払い、垢を除く」という言葉を連呼していた、、ということをお伝えしましたが、気になって仕方がない私は、調べました。
「塵を払い、垢を除く」という言葉は、仏陀のありがたい教えの中にありました。
掃除で悟りを開いたお釈迦様のお弟子さん
仏陀のお弟子さんの1人である「周利槃特(しゅりはんどく、チューダ・パンタカ)」は、時々自分の名前すら忘れてしまうほど、愚かであったので、周りのお弟子さんからバカにされていました。
自分の愚かさを仏陀に嘆いたところ、
仏陀は「自分を愚かだと知っている者は愚かではない、自分を賢いと思い上がっている者が、本当の愚か者である」と諭し、
「塵を払い、垢を除かん(ちりをはらい、あかをのぞかん)」と、唱えながら、
「おまえの好きな掃除をしなさい」
と言ったそうです。
それから、周利槃特は、「塵を払わん、垢を除かん」と唱えながら、箒をもって掃除を何年、何十年も続けたそうです。
初めては馬鹿にしていたお弟子さん達は、次第に周利槃特に一目を置くようになり、やがては、仏陀から言われたことを、ただ黙々と、ひたむきに、淡々とやり続けるその姿に、周利槃特を心から尊敬するようになっていきました。
そして、周利槃特は、ついに「阿羅漢(あらかん):第一段階の悟りを得ること」の境地に達しました。
仏陀は、
「悟りをひらくことは、たくさん覚えることではなく、たとえ僅かな事でも、徹底して行うことが大切なのである。
周利槃特は、徹底して箒で掃除することで、ついに悟りをひらいたではないか!」
というお話です

小さなことからコツコツと

と、以前言っていた人がいますが、できることを一生懸命やり続けていくことが大切なんですね

また、この話から転じて、「応病与薬(おうびょくよやく)」という言葉があるそうです。
単純に解せば、
「病気に合わせて薬を与えること、病人の症状に合わせて、薬を処方すること」という意味なのでしょう。
仏陀が、愚かであることから、周囲から馬鹿にされていた周利槃特であっても、個性を伸ばし、悟りをひらくことができた。
弟子の個性や理解度などレベルに合わせて、諭し方、教え方を変えて、ステップアップできるように導いていった、ということなのでしょう。
辞書にも、
人々の在り方に合わせて,仏が教え導くことをたとえた語。
「唯摩経」に出る。
と、書かれてありました。
私は施術家でありますが、教壇に立つ身でもあります。
生徒の個性を伸ばし、素晴らしい施術家になってもらえるよう、指導していきたいと思います。
出来ることから、頑張っていきましょう

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少しでも体調の変化に気づいたら、なるべく早めにケアをはじめましょう。
女性鍼灸師が担当いたしますので、ご安心ください。
→アキュモードのホームページへ
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