胞肓(ほうこう) 女性不妊の特効ツボ
「胞」は子袋=子宮のこと、「肓」は穴すなわちツボのこと。
胞肓=子宮疾患に、たいへんよく効く特効ツボである。
第二後仙骨孔部の外側へ指幅三本分ほどのところにある。
膀胱兪から、さらに指幅二本分近く外側にある。
ここを指で押さえて左右に動かすと、お尻全体に痛みが感じられる。
性器の病気、とくに子宮など婦人科系の病気に効果的。
婦人科系の病気の主な症状は、頭重、肩こり、腰のだるさ、下腹の張り、足の冷えなどがあるが、このような症状があるときに、胞肓を治療すると楽になる=効果大。
昔から腰から下をお湯の中に浸し、下半身を温める腰湯という治療法がある。 胞肓などの婦人科疾患に効くツボが、腰から仙骨部にかけてあるので、この部分をまとめて一度に温める腰湯はすぐれた治療法といえる=歴史的ツボ。
マッサージや指圧をする際も、治療前に温湿布などで温めてから行なうのが効果的(お灸後マッサージする=効果大)
そのほか、前立腺肥大症や尿道炎、膀胱炎、尿路結石などで起こる排尿時の痛みと排尿困難にもよく効く。 また、急性の腹痛や消化不良、腰から背中にかけての痛みにも効果的。
腸がゴロゴロいうのをしずめる効果もある。
中膂兪(ちゅうりょゆ) 男性不妊の特効ツボ
「膂」は、からだの中の一部突出したところ、「中」は、からだの中心。
「中膂」は、からだの中心の突出したところ。
すなわち、男性の生殖器である陰茎を意味していることがわかる。
また、「兪」は、邪気(東洋医学でいう病気の原因となるもの)の注ぐツボであることを意味している。 つまり、男性の尿道、陰茎に邪気が注ぐところ=中膂兪=中膂内兪。 第三後仙骨孔の外側へ指の幅二本分近く離れたところにある。
男性の尿道や陰茎に症状がある場合、前立腺炎や尿道炎、前立腺肥大症などの治療に用いられ、
尿道の痛み、尿が出にくい、尿もれ、残尿感などの症状に効果的。
また、インポテンツの治療では、大赫とともに効果的なツボ。
腰の痛み、足がひきつって痛い、下腹部が痛い、といった症状にも効果的。 また、腎虚、糖尿病、疝痛、腹の張り、膀胱炎、
腸の出血、直腸カタル、座骨神経痛などにも応用される。
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