血圧とは血管内腔に生じる圧力のこと
心拍出量と末梢血管抵抗によって決められる
心拍出量は心拍数と一回の拍出量によって
末梢血管抵抗は毛細血管の方が血圧への影響は大きい
末梢血管の内圧は半径が半分になると１６倍になる
その他血圧に影響がある末梢血管の要因としては壁の男性、自立神経や内分泌が主に関与して末梢血管の収縮・拡張状況に影響を受ける。
眩暈とは安定した姿勢を維持することが困難と感じる自覚症状
特に内耳、脳幹、小脳の器官の異常で起こる
鍼灸院では以上のことより頸性眩暈が圧倒的に多い。
交感神経の過緊張によるものと考えられている。
内耳の障害では一般的に蝸牛症状といわれる
難聴、耳鳴り、耳の閉塞感を伴うことが多い。
全体的に浮腫は体内に水分が貯留することによって間質液が増加するがその
発症因子として腎臓でのナトリウムイオンの再吸収増加が関与する
それには糸球体濾過量の減少、濾過率の変化、腎臓血流量の減少、RAA系の活性化とKKPG系の破たんとADH等のホルモンが関与する。
一次的な腎性因子は急性腎炎や腎不全であるが
二次性腎性因子はネフローゼ症候群、肝硬変、うっ血性心不全がある
血管内から間質へ働く力は血管内圧と組織液膠質浸透圧がある
間質から血管内へ働く力は組織圧と血管内膠質浸透圧がある。
通常は毛細管の動脈側では外に働く力が大きく体液は間質に移行する
毛細血管の静脈側では内に働く力が大きいので体液は血管内へ移行する
血管内膠質浸透圧の低下は主に血中アルブミンの減少（原因がなくとも２ｇ/ｄｌで浮腫が）
アルブミン減少の原因としてアルブミン消失が激しいネフローゼ症候群、アルブミンの合成低下では
肝硬変、低栄養、飢餓状態がある
悪心嘔吐はこれに関係する臓器や筋肉の協調的な反射運動である。
これをＸ線で透視すると悪心とともに
小腸上部が逆蠕動し
胃壁の緊張が低下して
食道と噴門の括約筋が弛緩する
胃体中央部が強く収縮して胃内容の下降を防いで
腹筋・横隔膜が強く収縮、
胃内圧が急激に高くなり胃の内容物が口腔に
軟口蓋が後鼻腔を閉鎖するように拳上し、吐しゃ物鼻腔への侵入を防ぐ
嘔吐中枢が微細にコントロールしているので通常誤嚥は起こらない
末梢神経終末が刺激させることで求心性に嘔吐中枢を興奮させて反射的に嘔吐をおこさせるものを反射性嘔吐という
主に各種臓器や胃および消化系からの刺激であるが、
平衡器官からの変化でも起こる
メニエールの除外診断テストとして外耳道内に温冷水をいれて眼振の変化をみるカロリックテスト、
グリセロールを注入して張力変化をみるグリセロール検査がある
のどの受容器は気道内の遺物や肺の強度な伸展に対して反応して
迷走神経の知覚枝を上行して延髄にある咳中枢に達する
次いで認識された異物や異常状態を回復するために
横隔神経・肋間神経・迷走神経の運動神経を経て
横隔膜や呼吸筋の収縮を喚起するとともに
声門が閉鎖されて気道内圧が上昇する
この後一騎に声門を開放することにより空気が急速に呼出される。これが咳反射