八網弁証とは
四診によって得られた症候に関する情報を総合的に分析して解明する弁証方法
簡単にゆうと
1、病気は体のどの位置にあるのか!?→表か裏か
2、それはどうしておきているのか?虚か実か
3、寒いの暑いのどっちなの?→寒か熱か
1、ではまず体のどこにあるのかをみると
表と裏というわけ方をします。
分かりやすくいうと風邪のひきはじめです
悪寒 発熱 浮脈
この三つがあるとき表といいます。
まだ病気が進行していないってことですね。
よってこれらがみられないものを裏とします。
真ん中を半表半裏といいます。
2、ではどうしておきているのか
体が弱っておきているのか、余分なものが悪さしているのか、ということです。
なので虚だと正気が不足している状態をいい状態は少しずつ症状が悪化していった、疲労で悪く、休んでよくなる、抑えると楽になる、などをいいます。
実だと急に症状がでてきて、痛みも強く触られたくないような状態を指します。
3、寒さでおきたのか熱でおきたのか、です。
シンプルに寒熱で症状が変化するかで見ます。
冷やすと悪くなるなら寒
あっためるとよくなるなら熱です。
どちらでもないなら平、です。
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